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LAS

LASとは

Laser Absorption Spectroscopy (LAS) は光源にレーザーを用いた吸収分光法になります。同じく光の物質での吸収を利用した測定方式である Non-Dispersive Infrared (NDIR) と比較した場合、吸収スペクトルの分解能が非常に良くなる特徴があります。
NDIRでは様々な波長を含む光を分散させずに利用するのに対して、LASのレーザー光源は位相の揃った非常にコヒーレントな光を利用している違いが、スペクトル分解能の差として現れます。つまり測定成分の吸収線を選ぶ際に、干渉の受け難いものを選びやすくなるメリットがあります。

NDIRでは測定成分に合わせて光学フィルターで不要領域をカットすることで、特定波長の領域を得ていますが、LASでは搭載するレーザーを変更することで様々な特定波長を選択できるため、測定可能な成分を変更することができます。

LASを利用した分析計に搭載される固体レーザーは、注入電流を変更することで発振波長が極わずかに変わります。つまりごく狭い範囲での吸収スペクトルが得られることになり、目的成分の濃度が測定できます。注入電流の変化は非常に短い周期で繰り返されるため、ガス濃度の連続測定が可能となります。


LAS方式の分析計