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Ellutia 製ラボ用ガスクロマトグラフ

小型ガスクロマトグラフ 200 Series Gas Chromatograph
Ellutia 社製品
Ellutia製の200 Seriesガスクロマトグラフ(GC)は小型でありながら、必要充分な機能を備えており、ルーティン分析に最適です。検出器としてFIDかTCDが選択できます。

小型のオーブンサイズに適合し、そのまま利用可能なパックド/キャピラリーカラムも各種用意しております。オプションでオートサンプラー、ワークステーション(Ellution)も付けることができます。

仕様

検出器
FIDまたはTCD
注入口温度
60〜280 ℃
オーブン温度
定温分析で最大 240 ℃
※昇温速度: 40 ℃/min (200℃未満)、20 ℃/min (200℃以上)
検出器温度
100〜320 ℃
消費電力
800VA
外形寸法
41W × 34D x 16H (cm)
※GC本体寸法
重量
7.5Kg
Fast GC 対応ガスクロマトグラフ 500 Series Gas Chromatograph
Ellutia 社製品
Ellutia製の500 Seriesガスクロマトグラフ(GC)は、従来型のGCに比べて分析時間を大幅に短縮可能なFast GCカラムも利用できます。内径が細く分離能が高い金属性のカラムを直接加熱することで素早い昇温/冷却を実現し、かつ分離に要する時間を短縮する結果、迅速分析を可能としております。

通常のオーブンも備えていますので、従来のパックド/キャピラリーカラムの利用も可能です。検出器としてFID、TCDが選択できます。

パックド/キャピラリーカラムも各種用意しております。オプションでオートサンプラー、ワークステーション(Ellution)も付けることができます。
パックドカラム取付例
キャピラリーカラム取付例

仕様

検出器
FIDまたはTCD
注入口温度
60〜450 ℃
カラム温度制御
昇温速度 1,000 ℃/min、冷却速度 2 min (350 ℃ から 50 ℃の条件)
※Fast GC カラムの場合
検出器温度
100〜320 ℃
消費電力
1,200 W
外形寸法
22W × 57D x 45H (cm)
※GC本体寸法
重量
15 Kg
NO検出器 800 Series TEA
Ellutia 社製品
Ellutia製の800 Series TEAは化学発光法を利用したクロマトグラフ用の一酸化窒素(NO)検出器です。アミン類やニトロ化合物などの窒素化合物から発生するNOを測定することで、目的の化合物の分析を行います。
NOを発生させるための分解方法としては、パイロライザーと呼ばれるサンプルガス中の目的成分の熱分解によるものと、ケミカルストリッピングと呼ばれる酢酸エチル溶媒中で臭化水素酸とニトロソアミンを反応させてNO基を脱離させる二つの方法があります。

発生したNOはTEAに導かれ、オゾン(O3)と反応して励起状態の二酸化窒素となり、基底状態に戻る際の蛍光が検出器で検知されることで測定が行われます。O3発生のためにユーティリティーとして酸素が必要となります。供給された酸素から、TEA内部でO3の発生と制御が行われます。
GCと接続可能な熱分解用のパイロライザーの販売も行っております。設定可能な温度は250〜700℃です(オプション仕様品は触媒付きで850℃までの設定が可能であり、窒素化合物の全窒素を測定するためにNOへと酸化させます)。200 GCとパイロライザー、およびTEAを組み合わせたセット品の販売もしております。
ケミカルストリッピング法における反応式
お手持ちのGCやHPLCとTEAを接続することで、サンプル中の種々の窒素化合物の一斉測定が可能となります。医薬品・化粧品・食品中の不純物ニトロソアミンの測定、農薬の分析、爆発物の検知などの様々な窒素化合物の測定にご利用頂けます。スクリーニング用途には、クロマトグラフと接続せずに測定する方が簡便です。

Ellutia製のワークステーション(Ellution)であれば、TEAの制御も行うことが可能です。
ケミカルストリッピング法では、反応槽からの酢酸エチル蒸気は還流操作により回収を行い、残りのガス成分がキャリアーガス(窒素)にてTEAに導入されます。ユーザー様での必要な器具類の用意の手間を省く目的で、還流操作のためのキットの提供も行っております。試薬等の消耗品はご用意ください。
GCに注入できない不揮発性の成分や、塩などを含むサンプル液でも前処理なしで分析に供することができるメリットがあります。
日本サーモ株式会社

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