サンプリング型水素濃度計 WMT
Zirox 製の サンプリング式 WMT は、熱伝導度検出器(TCD)を利用した水素濃度を測定する測定器です。ガスの中では最も高い熱伝導率を持つ水素に対して、他のガスが混じると熱伝導率が下がる事になります。すなわち混入するガスの種類と濃度比が決まっている場合は、熱伝導率から水素濃度が計算できることになるため、水素の測定が可能となります。ただし水素以外のガスの種類等について、購入前に予め確認する必要があります。
濃度信号としてアナログ出力(0-20mA または 4-20mA)出力が利用できます。
仕様
測定方式 | TCD (熱伝導度検出器) |
測定成分 | H2 (水素) |
測定レンジ | 100 % FS |
誤差 | 読み値の ±5 % |
応答時間(T90) | 60 sec |
サンプリング | ポンプによりサンプリング ※ポンプの不要の場合はご相談下さい |
アナログ出力 | 0 - 20 mA/4 - 20mA |
寸法 | 250W×250H×100D |
設置環境 | 10〜40 ℃、<95 %RH (結露なきこと) |
電源 | AC100V |